間違いなく日本のPUNKバンドで
1番アホで(ボーカルが)
1番男前で(ギターが)
1番アーティスティックで(ベースが)
1番真面目で(ドラムが)
1番クソッタレでかっこいい
それなのに
いつの間にか見に行かなくなっていた
年を取ったから?
おばさんになったから?
もうあのノリについてけないって思ったから?
コロナとか、コロナと関係ない事とか、なんだか最近いろいろあって少しメンタルやられてさ
そんな時に読んだんだ
STANCE PUNKSのボーカルTSURUのブログ
「死ぬなよベイビー」
そう書いてあった
うんそうだね、死なない
少なくともまたあなたの歌声を聴くまでは
そう思った
ライブ当日はいつも通り
出発の時間が近づくにつれてドキドキして
時計がチクタクチクタクうるさいから
あと何分かで君に会える〜
開場待っている時は
「girl」の歌詞が脳内再生
会場に足を踏み入れたら
薄暗くて少しホコリっぽくて、ロックな曲が流れていて、一人でスマホいじっている人やビール飲んでいる人、仲間同士で雑談してる人達がいて、舞台に目をやるとドラムセットの後ろにビッグフラッグが掲げられていて
あの頃と何も変わらないライブハウスがあって思わず鼻から息を吸いこんだ
違うことと言えば、ステージと一列目の間がめっちゃ空いていた事と、前の方がイス席だったことぐらい
て、おい!パンクライブだよ!あり得ない!
でもコロナだからね、心の中で叫んだよ
そうして始まったの
登場もいつも通り
1番最後に全日本アホ代表のボーカルが飛び込んでくるの
そう、これだよね
あの頃と何も変わらないSTANCE PUNKSを見たら、初めは感動するわけでもテンションが上がるわけでもなくて、ただただ安堵した
ここに帰ってきたんだって思った
帰って来るのは、いつでもよくて、何歳でもよくて、体や心が元気でも、そうでなくてもよくて、来たくなったら来ていい
最近テンション上がらないから行くのやめとこうかなーって思っていても、TSURUと欣也さんとテツシとコーピーが絶対に楽しくしてくれるから
あの人達のライブを見て、楽しくないって思ったことなんて一度もないから
彼らはライブに来た誰一人のことも、バカにしないし、傷つけない
男前でかっこよくて愛があって癒しがある
途中からはコロナによる制限の範囲内でみんな楽しそうにしていた
私も範囲内で最大に楽しんだ
モッシュもダイブもないパンクライブなんて本当は有り得ないけど
でもそれでも楽しかった
そして思った
TSURUと欣也さんとテツシは「天才」
だから彼らの紡ぐ言葉や音楽に時代が追いついてこられてないんだって
こんなに素晴らしいバンドが売れないって完全にイカれてるからね
早く時代が追いついてきたらいいのに
TSURUちゃん、ありがとう
アホのまま突っ走ってください
あなたの言葉をあなたにお返ししますね
死ぬなよベイビー!
欣也さん、ありがとう
相変わらずかっこよくて目の保養になりました
ヴィヴィアンのシャツ似合いすぎです
テツシさん、ありがとう
TSURUちゃんと欣也さんとの絆がキラキラ輝いていて眩しかったです
こーぴーくん、ありがとう
若者、がむしゃらに働いて頑張れ!!
コロナと過酷な世界と愛のない人達へ
そして
クソッタレネヴァーダイ!!!