約20年前のこと。
米倉利紀との出会いは近所のCD屋さん。
もともと音楽が好きでよく学校帰りに、そのお店にちょこちょこ立ち寄ってCDを物色していた私。
何かCDが欲しいなぁってお店に行って、ジャケ買いしたり、気になってた買いしたり、試聴買いしたり。
そうやって買った、いろんな歌手のCDが部屋にはたくさんあった。
米倉利紀に出会ったのもいつもと同じ。
ふら〜とお店に行って何かないかなぁって、そんな軽い気持ちだった。
ふと一枚のポスターが目に入った。
途端、私は動けなくなった。
誰だこの美しい人は・・・
ふむふむ、米倉利紀って言うのか。
ふむふむ、新しいアルバムが出たのか。
あ!この人、ASAYANのエンディング曲歌ってる人だ!かっこいいなって思ってた人!
そうかぁ、あの人か・・・
お、ちゃんとASAYANの曲も入ってるんだ
え、いまこれ買うとこのポスターもらえるの?
ちょうど私もうすぐ誕生日だし・・
この美しいポスターも欲しい・・・
といういくつかの理由により購入決定〜
最近気づいたのだが、食べ物でも服でも何でも、どうやら私は理由が二つ以上ないと決断できない性分らしい。
そしてゲットしたアルバム「i」
このアルバム本当好き。名曲揃い。
どのアルバム聴いてもそう思うんだけどっ。
それからの私は言わずもがな、米倉利紀にどハマり。
米倉利紀がCDリリースする事を知ると直ぐ、その小さなCD屋さんで予約をするようになった。
予約していたCDを買いに行く時は、そのお店が入ったビルのエスカレーターを、ワクワクしながら登ってたなぁ。
もうすぐゲットできる、もうすぐ新曲が聴ける、って。
だいぶ前にそのお店は無くなってしまったけれど、私の中ではずっと米倉利紀に出会った大切な場所として存在している。
懐かしい思い出。