私はもともと、一人でいるのが好きではない。
だから米倉利紀のライブにも一人で行ったことはなかった。
アルバム「switch」
収録されている全ての曲が私のツボにはまり、
そしてそのアルバムを引っさげてのツアーもまた、私のツボにはまった。
米倉利紀本人の魅力はいつもながら当然の事。
他にツボったポイントは。
まず、衣装のデザインが好きだった。
あのスーツ、かわいかったなぁ。
次に、サポートメンバー
back up singer vahoEさん
顔も声もすてき。
でも何よりこの方の声、米倉氏の声を包みこんで引き立てていながら邪魔はしない、そんな声の人は初めてだと思った。
dancer ryoshinさん
振付けとこの方の動き、なんかかわいい。
見ていると不思議と一緒に踊りたくなる。
歴代のサポートメンバーの中で、個人的にこの2人はダントツに好きだったなぁ。
そしてライブ全体も、とにかく楽しくて、ほんわか心があたたかくなって、ハッピーな気持ちに満たされる。そんなライブだった。
というわけで、
ライブに行った次の日から、また観に行きたい!もう一回見たい!どうしようかなぁとグダグダ悩みながら過ごしていた。
しかし、ある時思った。
頭の中で悩んでいても無意味。時間は過ぎていくばかりだし、その日が過ぎてしまったら米倉氏の生の歌声は聴けなくなる。それにチケットが売り切れる可能性もある・・・
私1:そんなに行きたいなら行けばいいじゃん
私2:でも一緒に行く人いないもん・・
私1:それなら1人で行きなさいよ!
私2:Σはっ!
(心の中の葛藤を会話で表現しました)
そして着いたよ、鎌倉駅。
乗換え1回で行けるなんて、思ったよりも近いじゃないか鎌倉。
会場までの徒歩、もうドキドキ。
海までの道のりクソ真顔で歩いていたら突如、脇道から vahoEさんとスタッフさんらしき男性が出てきて、なぜか咄嗟に木陰に隠れる私(怪しい)
2人が遠ざかったのを見送り(やはり怪しい)背中に変な汗をかきつつ、会場に到着。
席もなかなか良い場所を確保出来、落ち着いたところで、またドキドキし出す怪しい女。
そして始まったライブ。
米倉氏は海に照りつける太陽みたいにキラキラ輝いていたし、vahoEさんのコーラスは美しいし、りょーしんくんはとても可愛くて、ツアーの時と変わらず、暖かくて楽しい時間だった。
だから1人でもずぇっんずぇん楽しくて行ってよかった!と思ったのであーる。
帰り道、鎌倉駅のコンビニで夫へのお土産に地ビールを買い、帰路につく電車に揺られながら、目を閉じると浮かんでくる米倉氏の残像に浸りながら帰宅。
ちなみに、その後
1人で行ったライブは1回(少ない〜)
1人もそれはそれで楽しいけど、やっぱり夫がいた方が何倍も楽しいのであーる!!